水戸 恵藍舎だより


by emispiral

カテゴリ:子どもクラス( 79 )

今日、中3のTくんと外に出ると、とってもきれいな夕焼け!!
しばし2人で見とれてました。

c0030327_2353442.jpg



そうだ、この世には夕焼けという美しいものがあったんだっけ。
梅雨がずっと続いているので、すっかり忘れていました。


c0030327_2345276.jpg

by emispiral | 2010-07-12 23:06 | 子どもクラス
c0030327_21514665.jpg


TAくん(中3)を、
彼の家から車で少し行ったところにある公園へ
散歩に連れ出しました。

彼が学校に行くのをやめて、もう1年以上。
昼間は家でひとり、寝て過ごしているようなので
たまにはキラキラした夕日や
初夏の風を感じてほしいと思いました。

TAくんのリクエストで
私たちはひとしきり遊具で遊んでから、
公園をあとにしました。
by emispiral | 2010-05-26 22:04 | 子どもクラス
c0030327_20255818.jpg
アトリエ倭空間での2月のワークは、昨年に引き続き、ビジョンを作るワーク。

いつものJちゃんとCくん(小6)に、お泊りに来ていたお友達がゲストとして加わりました。




c0030327_202641100.jpg
まずは、シンプルなマインドマップでいろんな思いを書き出しました。

いつもの2人は2回目とあって、もうすらすらと願望や目指すことなどが出てきます。






c0030327_20285752.jpg


思いをいくつかにまとめて、立体作品にしていきます。





c0030327_2039598.jpgc0030327_20301456.jpg











できあがりはこちらです。左がJちゃんで、右がCくん。(お友達は、終わらなくて、写真に撮れませんでした。)
c0030327_20321234.jpgc0030327_20341033.jpg









2人は、この4月からそろって中学生に。この作品にあるような、よいスタートが切れたようですよ。
by emispiral | 2010-04-27 20:40 | 子どもクラス
 毎年、子どもクラス(予約制の個別クラス)で何人かの中学3年生の勉強を見ているのですが、昨年度は男の子2人。どちらも無事に志望校に合格し、もうすぐ高校に入学します。

 1人は知識を積み重ねたり、深めたりするのがとても好きなタイプで、もう1人は感性のユニークさが際立っているタイプ。週1~2回の授業では、もちろん受験勉強のサポートをしてきたのですが、私としては勉強という素材を使って、「学び方」や「ものごとの考え方」や「ものごとへの向かい方」を伝えてきたつもりです。

 どのくらい伝わったか、もしくはどのくらい彼らが掴み取ったかは量りようもありませんが、大人になったときに「そういえば不思議な先生に教わったなあ・・・」などと思い出してくれたら、それはそれでいいなあと思います。もちろん思い出さなくてもいいし。教育の真髄は、目に見えない部分にあるのですからね。

 でも彼ら2人に声を大にして言ったのは、「いい男を目指しなさい!」ということ。いい大学に入るなんて、目先の小さいことだけを見てあくせくしないで、10代の多感な時期から、たくさんの本を読み、いろんなものを見、さまざまな場所へ足を運んで、人間としての貯金を増やしていって、「いい男」というものを目指して欲しいと思うのです。

 彼ら2人は、十分にその素質ありという感じですから、きっととびきりの「いい男」になっていくことでしょう。そしてそれを少しも疑わずに信じていることが、私の彼らへのはなむけです。

c0030327_1602655.jpg

by emispiral | 2010-04-01 16:00 | 子どもクラス
c0030327_14453850.jpg  
 こちらは、笠間市から月に1回通って来ている、TMちゃん(小6)。私と2人でゆっくり時間を過ごしたいという本人の希望があって、自遊学校でなく、予約制の子どもクラスの方でお会いしています。

 この日はTMちゃんのリクエストで、紋切りをしました。




c0030327_14515147.jpg

 紋切りは、今回でもう3回目ぐらいになるでしょうか。縮小して作ったり、封筒に張ったり、少し難しい図柄も、もうお手のものです。






c0030327_1454561.jpg

 休憩時間にお茶を飲みながら、TMちゃん作のマンガを見せてもらいました。なんともう、10冊目なんですって!






c0030327_1457281.jpg

 中身をじっくり読ませてもらったら、これがものすごく面白いんです。おかしくて、何度も吹き出しそうになってしまいました。






c0030327_154984.jpg

 TMちゃんのこの才能が、これからどんなふうに育っていくのか、本当に楽しみです。
by emispiral | 2010-03-20 15:00 | 子どもクラス
c0030327_1331458.jpg
 1月の、アトリエ倭空間・プライベート・アートワークはジェルキャンドル作りをしました。

  まず1つ目は試作品。いろんなワザに挑戦してジェルという素材に慣れてもらいました。



c0030327_1393469.jpg 
  そして、2つ目が本番。できたのがこちらです。奥の2つがJちゃん(小6)の作品で、手前の1つがCくん(小6)の作品です。(Cくんは試作品は載せたくないとのこと)

 手のひらに乗る小さな作品ですが、2人の創意と工夫が中にぎゅっと詰まっているんですよ。




 
by emispiral | 2010-02-27 13:13 | 子どもクラス
 YKくん(21歳)とは、養護学校・中等部2年生(14歳)のときからのお付き合いです。毎週1回、常陸大宮市のおうちに伺っています。授業は、だいたい漢字や言葉の勉強と原付免許の勉強と、陶芸。そして残りの1時間ぐらいは近所の田んぼ道や里山を歩いています。真夏でも、真冬でも、雨でも、風でも、彼が行きたいときは必ず歩きます。

 家から外に出ると、YKくんは気持ちが開放的になるのか、とても表情が生き生きしてきます。それで将来のいろんな夢も話してくれます。だから、彼にとって1時間のウォーキングはとても大事な時間なのです。

 それともう一つ。私は行き先をすべてYKくんに決めてもらうことにしています。私は彼が行きたい方向に付いていくだけです。雨が降りそうなときは、傘を持っていくべきかどうかの判断を彼に委ねます。いつも私がかばんにしのばせていくクッキーを食べる場所も、彼が決めます。私がときどきわざとカマをかけて、「ねえ~、今日はこっちに行ってみない?」と言うと、彼は必ず「僕が決めます!」ときっぱりと言うんです。この言葉が聞きたくて、ついつい聞いてしまうんですよね。

 彼は社会的には軽度の知的障害者ということになっています。だからどうしても、自分で判断して決めて、任せてもらうという機会が少なくなりがちです。そんな訳で、ほんの1時間だけれど、「この時間は全部あなたが決めるんだよ。そうしてそれを信じて私はついていくよ」というメッセージを与え続けるという授業をしています。そうやって、内面がより目覚めてくるプロセスに寄り添っているつもりです。

c0030327_18485058.jpg YKくんは用水池のもっと先の行き止まりのところまで、毎週必ず歩いていきます。炎天下の真夏には、私の方がバテてしまって、用水池のところで待っているようになりました。

 そんなことが何回か続いたら、今度は彼の方から、「ここから先は一人がいい」と思うようになったようです。一人でどんなことをしているのかなあとこっそりうかがってみたら、しゃがんで景色をながめたり、考え事をしたりしている模様。ちゃんと一人の時間を楽しんでいるのですね。少しずつだけれど、彼の自立のプロセスが進んでいるのは、とても喜ばしいことだと思っています。

 最近よく考えることなのですが、教育というのはこちらが積極的に動いて知識や経験を「授ける」ということばかりでなく、小さなきっかけを与えたり、待ったり、あえて何かを与えすぎないことで、「引き出す」ということもあるのですよね。

 公立学校に勤めていたときは、「何をしたか」というところでしか教師としては評価されないので、「授ける」方が過多な私になっていたように思います。今では公立学校から離れて、「引き出す」方の教育の方も学んでいるところです。YKくんとのかかわりは、私にとっても本当にかけがえのない学びになっています。とてもとてもありがたいことです。
by emispiral | 2010-02-12 18:52 | 子どもクラス
 アトリエ倭空間での7月のアートワークは、ランプシェード作り。いろんな色の紙から自分の好きなものを選び、切り込みを入れたり、穴を開けたりしていきました。


c0030327_11114293.jpg
 Cくん(小6)が選んだのは、黒のマーメード紙。上には大好きなディズニーのキャラクターが勢ぞろいしています。そして丁寧に針で穴を開けて顔の線も表現しました。いつものことながら、制作中の彼の集中力といったら、すごいです。





c0030327_11135996.jpg 
 Jちゃんはクリーム色のミューズケナフ紙を選んで、お花や自分の名前の切込みを入れました。花のところにピンで付けたガラスのビーズが彩りを添えています。自分の好みというものをよく分かっていて、いつもあまり迷いのないのがJちゃんのすごいところです。



 夏の夜に、このランプシェードが活躍してくれるといいなあと思います。
by emispiral | 2009-07-29 11:24 | 子どもクラス
 月1回の、アトリエ倭空間でのアートワークから。CちゃんとJくん(ともに小6)は、フェルティング(羊毛からフェルトを作ること)が大好き。2人からのリクエストで、4月と5月は再びフェルティングをしました。今回は、突起の付いた専用の針でちくちく刺していく手法です。

 
c0030327_16445760.jpg まずは、4月。Cくんは金管バンドに入り、コルネット(トランペットを少し小さくした楽器)を担当しているそう。それで彼は、フェルトでコルネットを作ることにしました。特にベルのところが難しかったみたいですが、大好きなコルネットを作るために、最後まで頑張りましたよ。もう一つの方は、たこ焼き。Cくんは自分なりのこだわりを追求するタイプで、自分のアイディアをとことん表現しようとするところがすてきなところです。



c0030327_21481567.jpg Jちゃんは、基本をまずしっかり押さえてから次に進むタイプ。この日は私と一緒に金魚を作りました。完成させるまでにはちょっと難しい技も使うのですが、その技ひとつひとつを着実に身に付けたようでした。Jちゃんのこの「基本からあせらず少しずつ・・・」という姿勢が私は彼女のすてきなところだと思っています。



c0030327_2245281.jpg 5月のCくんは、楽器シリーズにしようと決定。まずは音符を作りました。それから今とても憧れているというドラムセットを。全部組み立てるまではできなかったけれど、4つの太鼓とバチを作りました。これから家でシンバルも作るそうです。次回、完成したものを見せてもらうことになっているので、私はとても楽しみにしています。



c0030327_2291555.jpg 
 Jちゃんもまずは音符作り。それからかわいいウサギを作りました。そして先月作ったお気に入りの金魚さんも再登場させて、記念写真を。3つとも見る人をハッピーにさせるお顔だと思いませんか? 私はJちゃんの人柄が表れているんだろうなあと思っています。



 2ヶ月連続でフェルティングができたので、2人はとても満足した模様。来月は光で遊ぼうと思っています。

 
by emispiral | 2009-05-29 22:29 | 子どもクラス
 c0030327_16103086.jpg 

  毎週お会いしているYくんとは、授業の一部に、里山を散歩しています。

 今は日に日に濃くなる緑に、野アザミの赤紫がよく映えてとってもきれいです。(写真の左手前に小さく写っているのですが、見えづらいですね。)




c0030327_16133197.jpg 
 

 もっと奥まで行くと小さな田んぼがありました。そばには何本か栗の木が植えられていて、その枝の先に小さな花芽を見つけました。






c0030327_16143998.jpg 
 隣の柿の木にも、こんなかわいらしい花芽が。 

 里山を歩くと、いつもいろいろな発見があって、わくわくしてしまいます。
by emispiral | 2009-05-14 16:18 | 子どもクラス