水戸 恵藍舎だより


by emispiral

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 4月20日(水)。

 この日参加してくださった日立市在住の古森むつみさんは、数年前から編入して通っていた大学に美しい韓国人留学生がいたことから、韓国の文化に興味を持つようになったそうです。一緒にビデオを観ていても、場面のはしばしに見られる韓国独特の文化背景に目を向けていらして、びっくりしました。

 彼女が感じ取ったもうひとつのことは、「日本人は近い関係の相手には自分の考えをはっきり言わずあいまいにする傾向があり、韓国人はその逆で近い関係の相手にははっきり伝える傾向ががあるのではないか」ということです。もちろんひとりひとり個性は違うということはありますが、みなさんは傾向としてそのように感じますか?

 それにしても近しい相手とのコミュニケーションというのは、ときに難しくなってしまうものです。そのへんのことについて、ゲストの根本美也子さんはご主人とのコミュニケーションのことを、よく話してくださいます。お話を聞いていくと、日々感じたことを頻繁にシェアしあったりして、お二人の間のコミュニケーションをとても楽しんでいらっしゃる様子。なんともすてきで微笑ましい感じです。

 関係の近い遠いにかかわらず、誰かとの関係は伝え合うことで深まっていく・・・そんなことをまた強く感じたひとときでした。

 次回は5月18日(水)です。
 
by emispiral | 2005-04-30 23:30 | 出会いの会(アーカイブ)
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【4月23日】やったことは・・・
水彩画「春のたまごから芽が出たよ」~色水遊び~みんなの色水をすてきに並べよう~ホースの水のアーチくぐり~虹を作る~塀の上を歩く!~おやつ~前回写真を撮ってくれた宇佐美さんに御礼に行ったけどお留守で残念~逆川緑地を探検~笹舟で競争~小山に登る~神社でお参り~木の呼吸を感じる~鳥の名前をてっち(森田哲平くん)に教えてもらう~「私の木・ぼくの木」と再び出合ってスケッチ~などなど。4時間があっという間でした!

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by emispiral | 2005-04-24 22:48 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
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 城里町(旧常北町)の林の中に、ひっそりとたたずむ木造の旧藤井川発電所。そこをもうひとつのアトリエとしてしている、水戸市在住の画家・大森利夫さんを訪ねました。

  「もうちょっと早ければ、桜が満開だったのにね。」と大森さん。
でも、いっぱいの光を受けて、ひらひらと散る桜もとてもきれいでした。

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  大森さんとハスキーのジュリ。信頼し合っている感じがいいな、と思います。

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  大森さんのまわりには、いつもゆるやかな空気が漂っています。1年ちょっとぶりにお会いしたけれど、それはやっぱり変わっていませんでした。そうしてどこか、ほっとする私なのでした。
by emispiral | 2005-04-21 21:41 | らせん式日記
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 4月17日(日)。「ひらく」「表現する」「深める」というプロセスを味わう、アートワーク講座が開講しました。「うまく描こう」という気持ちを手放すと、私たちの中の創造性は本当に生き生きとしてきます。
 今回は「内と外」ということがテーマとなりました。 
by emispiral | 2005-04-20 00:49 | アートセラピー&アートワーク
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自分の木と出合うワーク~野草アレンジメント~塀の上を歩く!~おやつ~蜂の巣取り~
グループアートワーク~林探検・竹やぶで遊ぶ・・・ 
この中にはもともと予定してなかったことも。子どもたちと一緒に創って、遊んだ4時間でした。
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by emispiral | 2005-04-16 19:31 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
c0030327_23164065.jpg 数kmにわたる水戸市の桜並木通り(千波町~吉沢町)の桜も、今年が見納めだそう。道路拡張のため、伐採されてハナミズキに取って変わられるのだとか。そう思うと、なんだか例年にも増して、満開の桜の木をいとおしく感じてしまいます。(写真があまり美しくなくて残念・・・。)

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 桜の木の下から青空を見上げる。私の大好きなことのひとつ。   千波湖にて。


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 桜を眺めながら、考えました。桜の花と、私の日本人としてのアイデンティティが結びついたのは、いつのことだったのだろうと。

 つらつらと記憶をたどっていくと、それは20歳のとき。訪れた武漢(中国)の病院では、おびただしい数の桜が美しく咲き誇っていました。聞けばその病院は、かつて日本軍の建物だったところ。そしてそれらの桜は、兵士たちによって植えられたのだと。

 その美しい桜の姿はまるでさまざまな残虐さへの免罪符のようで、私は日本人であることがなんだか申し訳なく、いたたまれないような気持ちになりました。

 そうして時はたって、8年後。ジャカルタで大学生をしていたときのことです。小指を骨折して弱気になり、一気にホームシックにかかりました。またそのときは四季のない熱帯の都会に長くいることで、私の心がどこか磨耗しているような感じでもありました。

 そんなとき、私の心のなかで強烈にわき起こった思い、それは「日本に帰って、桜が見たい!どうしても見たい!」というものでした。そう思うだけで、じわりじわりと涙が出てきてしまい、迷わず航空会社に帰りの便の予約を入れに行きました。

 ソウル経由の帰国便。ソウル~東京間の予約が取れなかったにもかかわらず、飛んでしまえばなんとかなると思って、とにかくジャカルタからソウルまで飛びました。けれども、結局何ともならず、ソウルで一泊するはめに。翌日、成田に着いて桜が目に入ったときは、うれしくて泣けてしまいました。

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 桜の季節になると、やっぱり日本人でよかったな、と思ってしまうのです。
by emispiral | 2005-04-14 23:07 | らせん式日記
 【秋元さんちを訪ねた、昨年の「出会いの会」の様子】
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常陸大宮市(旧山方町)舟生の山の中に、おいしいインドカレーを食べさせてくれる作家のお宅があると聞いて、興味津々で訪ねたのは、およそ5年前のこと。作家の秋元幸久さん(ペンネーム・三戸連太さん)と、彼にファンレターを書いたことがご縁で結ばれたという奥様の信子さんが快く迎えてくださいました。
 
 そしてそのときに、庭に出したテーブルでいただいたカレーのおいしかったこと! 七輪で焼いたあつあつのチャパティ(インドのパン)に、スパイスたっぷりのカレー、そして食後のあまーいチャイ、そして何よりも楽しいおしゃべり。 本当に感激でした。

 普段は山奥でナチュラルライフを楽しみ、1年のうち1ヶ月はアジアでバカンス&執筆をするという秋元さんご一家のライフスタイルは、実にユニーク。その原型は、ノルウェイのサーカスで働いてはインド・ネパールを放浪していたという幸久さんの、20代から30代半ばまでの体験にあるとか。

 秋元さんご一家が昨冬、1ヶ月のバカンスを楽しんだのはインド。その間、スマトラ島沖地震があったため、町のたくさんの人たちが彼らの安否を心配して大騒ぎだったそうです。そして高校生の息子さんは、学校中の有名人に!

 今回の出会いの会は、そんな秋元さんご一家を訪ねます。そして本場インドから仕入れてきたスパイスをふんだんに使ったカレーを、お庭でいただきましょう。
 
 また5月の初めはお宅の敷地内(1000坪とか。)にも蕨がたくさん出るとのこと。それを摘んだり、これまた敷地内を流れる沢で遊んだり・・・とのんびり過ごしましょう!


<とき> 5月3日(火) 12:00~15:00
<ところ>常陸大宮市舟生の秋元さん宅 (国道118号沿いの「紙のさと」に集合します)
<参加費> 1500円(カレー&チャイ付)
<定員> 10名    <申し込み> ささきえみこまで(アドレスは左の欄外にあります)
by emispiral | 2005-04-12 13:21 | 出会いの会(アーカイブ)
 2月から参加してくださっている淑子さん(水戸市在住)は、クラス中最高齢の84歳。足があまりお丈夫でないのに、毎週欠かさずいらしています。彼女から、先日こんなお話をお聞きしました。

 ある朝寝床でまどろんでいると、「Jangan lupa(忘れないで)」「Kiri,kanan(左、右)」などなど、インドネシア語のようなものが次々と頭のなかに浮かんできて、驚いたとのこと。
 また夢の中で具合が悪くなり、一生懸命インドネシア語で症状を説明しようとするけど、うまく言葉が出ない・・・。とはいっても、「どんな意味だか分からないのですが、こんな言葉が出てきたんです」と言って聞かせてくれたのは、みんな正しいインドネシア語。他の生徒さんも私も、みな唖然としてしまい、もしや過去生の記憶?という話まで飛び出しました。

 よく彼女の話を聞くと、20代の後半に戦争の関係でマレー語(インドネシア語に非常に近い言語)などの講座が始まり、まず興味をもったとのこと。やがて日本軍の手に落ちたインドネシアの言語も紹介されるようになり、一人でよく語学書を読んでいたとか。けれどもその後は結婚、出産、育児に明け暮れて、一度も誰ともインドネシア語を話すことなく約50年もの月日のが過ぎたのだそうです。

 そのように全く意識の外にあっても、言葉はずっと彼女の細胞の記憶の中で眠っていたのでしょう。やがて再びインドネシア語の勉強を始めたことによって、それらがもう一度目覚め始めた・・・。クラスの中でも、まずインドネシア語がするりと出てきてから、「これはどんな意味でしたか」とお聞きになることが多くあって、とても不思議な感じです。

 そんな淑子さんの姿を見ていると、細胞の奥深くにひっそりと存在し続けた「記憶」というものに、なんだか畏敬の念さえわいてきます。そうして私が80歳になったころ、思いがけずに再会する「記憶」とはどんなものなのかなあと楽しみな感じがしています。
by emispiral | 2005-04-11 15:11 | インドネシア語
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 ゆうきくんは、養護学校の高等部2年生。現在は寄宿舎生活をしていて、週末だけ常陸大宮市の自宅で過ごします。休みの日は仕事で忙しいお母さんに代わって、掃除・洗濯・料理をてきぱきとこなしているとか。

 ゆうきくんと私のお付き合いが始まって、もうすぐ丸3年。身の回りの事象を内面に引き付ける力を育てるために始めた日記は、その間ほとんど毎日欠かしたことがありません。

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 太陽がまぶしい春休みのある日、彼の自宅裏にある丘に登りました。
「高くて気持ちいいね~」とゆうきくん。
「うん、気持ちいいね~」と私。
私たちの間で交わされる言葉はいつもシンプルだけれど、「対話というのは言葉だけではない」ということを、彼からたくさん教えてもらった気がしています。

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 日かげには、ふきのとうがまだほっこりと顔を出していました。それをそっといただいて、スケッチを。彼のセンス、すてきでしょう?


 そんなゆうきくんの将来の夢は、陶芸家になること。
 物置の前で私に、「ここを作業場にするの。お母さんに言っておいて」と。 そうだね、今度お母さんに会ったとき、絶対にそうしてくれるように言っておくよ、ゆうきくん。


 
by emispiral | 2005-04-07 20:49 | 子どもクラス
                 ゲスト*根本美弥子さん
    

 「冬ソナ」を入り口にして、ビデオを見て感じたこと、普段思っていることなどをシェアし合います。きっと話題は、「ジェンダー」「男女間のコミュニケーション」「母親としてのあり方」など、さまざまな内容に広がっていくことでしょう。 今回は、お話の最後の方を鑑賞することから始めます。

     <とき>   4月20日(水) 10:00~12:00         
     <ところ>  恵藍舎  
     <参加費>  女性限定 1000円(要予約)
     <申し込み> 佐々木恵美子 em-earth@mrg.bioglobe.ne.jp 
by emispiral | 2005-04-07 20:01 | 出会いの会(アーカイブ)