水戸 恵藍舎だより


by emispiral

<   2007年 10月 ( 19 )   > この月の画像一覧

 自分の中で、10年近く持ってきたテーマを、ようやくここに書けるようになりました。

 それはこれまでで初めて、天狗党と諸生党の両方を扱った企画展(「郷土の天狗等・諸生派の事跡」・那珂川町馬頭郷土資料館)が開かれたからなのかもしれません。この企画展は茨城新聞で小さく紹介されるぐらいでしたが、これは水戸にとっては画期的な一歩です。
c0030327_11244283.jpg

 江戸末期に、水戸藩は尊皇攘夷の革新激派(天狗党)と、家柄のよい学閥主義の保守派(諸生党)に分裂して、戦争になりました。お互いに殺し合った結果、水戸の有能な人材はみな死んでしまい、桜田門外の変などで倒幕のきっかけを作った水戸藩も、明治維新には乗り遅れてしまいました。

 実はこのときの内部闘争の恨みつらみが、今の水戸市の行政や政財界にもまだ影響を与えていて、天狗党系列か諸生党系列かで反目しあっているとか。事実、私が水戸市の文化振興課の方に、「水戸市はちゃんと天狗党と諸生党のことを扱わないといけないんじゃないでしょうか」と話したときも、「現在も両派の力関係が難しくて、扱えないんですよね」とのことでした。天狗党の300余人が処刑された敦賀(福井県)では地域の方が手厚く葬ってくださっていたし、天狗党が幕府軍と戦った高崎では県の博物館で立派な企画展も開かれていたというのに・・・。

 今回の那珂川町(栃木県旧馬頭町)で開かれた企画展も、旧水戸藩領とはいえ、栃木県。まだまだこの話題が茨城県内に堂々と入ってくるには、はばかりがあるのでしょう。いつかこだわりなく両派が力を合わせて、地域の発展に力を尽くしてくれる時が来るといいなあと思います。明治維新の二の舞にならないためにも。
by emispiral | 2007-10-31 11:49 | 水戸藩歴史散歩 | Comments(6)
アトリエ倭空間(水戸市酒門町)での月1回のアートワーク。
このクラスは、Jちゃん(小4)とCくん(小4)の2人のための、
プライベートクラスです。


c0030327_2395636.jpgまずは、くるみの実を割るところから。
おしりのところにある隙間に
ナイフを差し込んで、
ぎゅぎゅっとすると
こんなふうに割れます。
中にいつも見ている「くるみ」が
入っていたので
2人はおどろきを隠せない様子。
もちろん、中身はすぐ食べました!



くるみの殻、ドングリ、フェルト、羊毛、粘土などを使って、オブジェ作りを。
c0030327_23145052.jpgc0030327_23151017.jpg









でも2人にとっては、くるみの実そのものや、自分でなんとか割ってみたことの方が、インパクトがあったみたいでした。食べ物などいろんなものの全体像を知るということは、大切なことなんだなあと改めて感じました。
by emispiral | 2007-10-30 23:14 | 子どもクラス | Comments(0)
c0030327_2310038.jpg栃木県・那珂川町に
行った帰り、
「そうだ、大子の友人の
ところで、おいしいりんごを
買って帰ろう!」
と思い立ち、ふらりと
立ち寄ってみることに。

ひたちなか出身の友人とは
高校の同級生。
彼女は今、りんご園の
若奥さんです。

徳川慶喜が好んだという
「将軍珈琲」と
3種類のりんごを
いただきながら
なつかしい話をあれこれと。


お宅は築100余年の古民家。その一部がギャラリーになっているほか、ここでさまざまなイベントが行われたり、りんごの絵本が展示されたりしています。環境が変わっても、彼女の独創的なところは全く変わっていません。そしてそのバイタリティに、天晴れという感じです。
c0030327_23211746.jpg

今週末に、イベントがあるそうです。詳しくは、藤田観光りんご園へ問い合わせてみてください。もちろんりんごもすばらしくおいしいですよ!
by emispiral | 2007-10-25 23:35 | らせん式日記 | Comments(2)
そばの実が収穫の時期を迎えています。
c0030327_10181130.jpg
そばがきが食べたくなりました。           
                          (常陸大宮市の旧美和村で)
by emispiral | 2007-10-25 10:18 | らせん式日記 | Comments(2)
c0030327_965254.jpgガボンという国って
どこにあるか知っていますか?
首都はどこでしょう?


Hちゃん(中3)、Tちゃん(中1)の
姉妹とは、週に1回、
それぞれ2時間ずつ
5教科の勉強をしていますが、
それと一緒にずうっと続けているのが
世界の国々とその首都の名前を
全部覚えること。 きっかけは、
「都道府県名と県庁所在地を覚えよう」と
私が呼びかけて、それが全部終わったときに、
2人が「世界もやってみたい」という感想をもったことから。

毎週7~8ヶ国ほど覚えながら、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカと進んできて、今は中部アメリカです。もう100カ国はゆうに越しているでしょう。

本人たちいわく、
「一国も、もらしたくない!」
とのことで、私自身も「こんな名前の国があったんだ~」というような小国の存在をたくさん知りました。それにしても、2人の記憶力はすごいです。私は到底ついていけません・・・。

子どものころに覚えたことは、大人になってからひょっこり顔を出して、その威力を発揮したりするときがありますよね。そんなときが来ても、来なくても、今は、楽しそうな2人の様子を「全世界制覇」を達成するまで見守っているつもりです。


最後に、冒頭の質問の答えを。
ガボンは、中部アフリカにある国で、首都はリーブルヴィルでした。
(写真は、フェイントでした。失礼!笑)
by emispiral | 2007-10-25 09:24 | 子どもクラス | Comments(0)
c0030327_88979.jpg

友人宅の庭で
お昼ごはんを
ごちそうになりました。


食べもののなかに
秋のいのちが
いっぱいつまったごはん。


みんながいっせいに
食べはじめたら
犬は、お座りをして
懇願のまなざしに。

その気持ち、分かるよ!




c0030327_816226.jpg 
デザートは、
イチジクのナツハゼソースがけ。
自生するナツハゼの実は
プルーベリーをすっぱくしたような感じで
少しセンチメンタルな味。

友人の、食に対するセンスには
いつも脱帽です。
by emispiral | 2007-10-24 08:27 | らせん式日記 | Comments(0)
c0030327_22401142.jpg
子どもクラス(個人のクラス)で、
何度かマーブリングをしました。

水に浮かべた絵の具が作る
なめらかな曲線がおもしろくて、
次から次へと
色やパターンのアイディアが
わいてきます。


c0030327_2244569.jpgこれは、笠間から月1回通ってくる
Tちゃん(小4)の作品。

陶芸家であるTちゃんのお父さんが
陶器市で出店するとき、
Tちゃんもそのかたわらで
このポストカードを売ってみようかな、
と話していました。
by emispiral | 2007-10-23 22:45 | 子どもクラス | Comments(0)
日帰りで、安倍氏と奥州藤原氏の地、平泉(岩手県)に行ってきました。
c0030327_16374052.jpg
                                  (中尊寺金色堂)

今年2回目の平泉。大好きな場所に行き、その地の歴史やエネルギーに触れると、心に栄養が行き届く。体じゅうの細胞が喜んで、日々の元気になる。
by emispiral | 2007-10-22 16:48 | らせん式日記 | Comments(0)
 c0030327_22463820.jpg
今の季節、草木は枯れゆくとともに
その一方で、
実や種や木の幹や土の中に
いのちの源をたくわえてゆくとき。
内に光を増してゆくとき。

そのプロセスをからだで動いて、
感じたままに実った実や種を
書いてもらいました。

私たち人間も、草木と同じ’とき’にいます。
晩秋はもうすぐそこです。
  
by emispiral | 2007-10-20 00:35 | アートセラピー&アートワーク | Comments(2)
c0030327_2314478.jpg今朝のこと。
「舞茸を収穫したから、
取りにおいで」
という電話で起こされて、
かけつけると、
こんな見事な舞茸が!

小さく見えますが、
これで約30cmあります。
初めて見た
フルサイズの舞茸に
びっくりでした。
そうか、
スーパーで売っているのは、
かけらだったのかあ。

その一部分をもらって帰り、
天ぷらにして
いただきました。
心なしか、舞茸の味が
濃い気がしました。
by emispiral | 2007-10-18 23:18 | らせん式日記 | Comments(2)