水戸 恵藍舎だより


by emispiral

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 今日、中2の女の子が午後から来て、「お米に関するポスター」の着彩を始めました。途中、「本物の田んぼを見に行こう」ということになって、私たちは車で近所の田んぼへ。
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 田んぼを見ていたら、彼女が「あぜ道をもっと先へ行ってみたい」と言うので、知らない道をどんどん車で進んでいくことにしました。しばらく行くと林の中に入り、私たちは「アドベンチャーだね!」と、わくわくしてきました。
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 やがて民家や畑が見えてくると、のろのろ走りながら野菜の名前当て。でももっとアベンチャーっぽさが欲しくなり、私たちはまた田んぼの中の農道に入りました。ちょっと不安だったけれど、用水路と田んぼの間の草ぼうぼうの道をずんずん進んで行きました。

 そうしたら最後には、その農道はなんと車が通れなくくらいの道幅に! 引き返そうにもUターンできません。しばらくバックしてから、少し広いところで彼女に見てもらいつつ、方向転換をしようとしました。でもタイヤがもう少しで用水路に落ちそうに。「JAFを呼ばなくてはいけないかなあ・・・」と私たちはあきらめかけました。

 でも、「もう一度挑戦しよう」ということになって、何度も何度も切り返しをして、なんとか方向転換をすることができました。私たちは「どうしよう・・・」、ととてもどきどきしていたので、2人で大喜びでした。

 恵藍舎に戻って、玄関の大谷石の上でおやつを食べていたら、彼女が「前と同じ風景なのに、アドベンチャーの後だから、すごい平和に感じるなあ」と言いました。「私たちの感じ方って、やっぱり相対的なんだってことが、分かったね・・・」と私。それから私たちの会話は自然と哲学的感じになっていったのですが、とにかく2人の共通の感想は、「いい経験だったね!」ということでした。あ~おもしろかった。
by emispiral | 2008-07-30 23:05 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
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 生徒と2人でザリガニ釣りをした用水路です。一見なんてことない用水路ですが、いろんな植物が適材適所にあって、完璧。自然はすごいですね。ザリガニも生き生きしてました。             (常陸大宮市にて) 
by emispiral | 2008-07-27 00:11 | 子どもクラス
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 5月から連続して参加している東京自由大学のコンテクストデザイン・ワークショップ。毎回いろんな発見や出会いがあり、私にとっては、感性の死角部分があらわになる時間になっている。

 6・7月のテーマは「異界を結ぶ舟ーキャンドル立てを作る」。焼きあがった陶器の舟にろうそくを灯し、水に浮かべた。

 「うつ」という言葉は、空っぽの状態を意味し、それは様々な言葉に変化する。うつす、うつる、うつろ、うつほ、うつわ、うつろい、うつつ・・・。そして、異界とこの世を結ぶ舟は、「うつぼ舟」とも「うつほ舟」とも呼ばれた。

 空っぽだから、何かが入ってくる余地がある。空っぽにして、初めて新しいものが入って来れる。これは、人、もの、時間・・・いろんなことに言えるのかもしれない。
by emispiral | 2008-07-26 23:54 | らせん式日記
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 先日、藤が原町内会の草取りがあったとき、思いがけない方から、「ブログ見てますよ」とお声をかけていただきました。びっくりするやら、気恥ずかしいやら・・・。
 
 藤が原の方なら、この合歓の木がどこにあるのか、もうお分かりですよね。


 Wikipediaで調べると、合歓の木は「荒れ地に最初に侵入するパイオニア的樹木」とのこと。きっとこの木も、団地ができるずうっと前から、毎年人知れずこんな美しい花を咲かせてきたんでしょうね。
by emispiral | 2008-07-18 15:58 | 藤が原散歩道
 アトリエ倭空間(水戸市・酒門町)での、プレイベート・クラス。小学校1年生のときに同じクラスだった2人でスタートして、今ではもうその子たちも5年生です。

 先月末の授業は、「一つの花をよく見て描く」ということ。丁寧にデッサンをしてから、絵の具の混ぜ方を工夫しつつ、彩色しました。お花は、花屋さんでスカシユリとガーベラ(2色)とひまわりを用意。2人がどれを選ぶのかなあと楽しみでした。

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 一人は、ひまわりを選びました。花の真ん中の部分をじっくり見たのは初めてだとかで、今まで描いていた「縦と横の棒の交差したもの」ではない、同心円状の中心部をとても細かくデッサンしていました。



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 もう一人が選んだのは、クリーム色のガーベラ。絵の具で丁寧に影を付けたら立体感がよく出て、アトリエ倭空間で開かれているヨガ教室の生徒さんたちから好評だったとか。





 今回の「じっくり見て描く」という体験が、彼らの学びや遊びのいろんなところで生きたらな、と思っています。


 
by emispiral | 2008-07-17 00:34 | 子どもクラス
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 インドネシア語の受講生の方から、お庭で実ったヤマモモの実をいただきました。口にほおばってみると、甘酸っぱくて、本当においいしい~!ヤマモモの実を見たのも、食べたのも初めてでしたが、想像以上に濃い味でしたよ。 

 

 昨日はちょうど自遊学校だったので、やって来た子どもたちと一緒に食べることができたのも、うれしかったです。                  



                          器は、中川浩道さん。
by emispiral | 2008-07-16 15:50 | らせん式日記
c0030327_22275641.jpg  タチアオイが咲くと、いよいよ夏だなあ~という感じがします。空に向かってすうっと伸びている姿がとてもすがすがしくて、「葵」という漢字や言葉の響きとともに、好きな花の一つです。そう言えば高校生の頃は『源氏物語』に登場する葵上もその名前が好きで、ちょっと思い入れがあったような気がします。

 タチアオアイの英語名はホーリーホック(Hollyhock)。サッカーのJ2水戸ホーリーホックのチーム名は、水戸徳川家の葵紋にちなんで付けられたようです。でも本当を言うと、葵の紋章は全く別の植物であるフタバアオイをもとにした三つ葉葵の図柄。そのため厳密にはホーリーホックではないんですけれどね。

 梅雨が始まる頃に下の花から咲き始めて、一番上の花が咲く頃に梅雨が終わるとも言われるタチアオイ。梅雨明けも、もうそろそろ近くまで来ているのでしょうか? 
by emispiral | 2008-07-09 22:54 | らせん式日記
 学校からまっすぐやって来る小1の4人。私が用意していた水彩画には興味がない様子です。「じゃあ、今日は何がしたい?」と聞いたら、「お勉強!」。 次の日はテストなんだとか。

 それで自然と始まったのがお勉強やさん!?ごっこ。 「ひらがなやさん」や「しゅうじやさん」や「けいさんやさん」が開店して、大繁盛の模様でした。

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by emispiral | 2008-07-06 22:07 | 自遊学校レポート(アーカイブ)