水戸 恵藍舎だより


by emispiral

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 月1回の、アトリエ倭空間でのアートワークから。CちゃんとJくん(ともに小6)は、フェルティング(羊毛からフェルトを作ること)が大好き。2人からのリクエストで、4月と5月は再びフェルティングをしました。今回は、突起の付いた専用の針でちくちく刺していく手法です。

 
c0030327_16445760.jpg まずは、4月。Cくんは金管バンドに入り、コルネット(トランペットを少し小さくした楽器)を担当しているそう。それで彼は、フェルトでコルネットを作ることにしました。特にベルのところが難しかったみたいですが、大好きなコルネットを作るために、最後まで頑張りましたよ。もう一つの方は、たこ焼き。Cくんは自分なりのこだわりを追求するタイプで、自分のアイディアをとことん表現しようとするところがすてきなところです。



c0030327_21481567.jpg Jちゃんは、基本をまずしっかり押さえてから次に進むタイプ。この日は私と一緒に金魚を作りました。完成させるまでにはちょっと難しい技も使うのですが、その技ひとつひとつを着実に身に付けたようでした。Jちゃんのこの「基本からあせらず少しずつ・・・」という姿勢が私は彼女のすてきなところだと思っています。



c0030327_2245281.jpg 5月のCくんは、楽器シリーズにしようと決定。まずは音符を作りました。それから今とても憧れているというドラムセットを。全部組み立てるまではできなかったけれど、4つの太鼓とバチを作りました。これから家でシンバルも作るそうです。次回、完成したものを見せてもらうことになっているので、私はとても楽しみにしています。



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 Jちゃんもまずは音符作り。それからかわいいウサギを作りました。そして先月作ったお気に入りの金魚さんも再登場させて、記念写真を。3つとも見る人をハッピーにさせるお顔だと思いませんか? 私はJちゃんの人柄が表れているんだろうなあと思っています。



 2ヶ月連続でフェルティングができたので、2人はとても満足した模様。来月は光で遊ぼうと思っています。

 
by emispiral | 2009-05-29 22:29 | 子どもクラス
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 先週、Kくんはついに「ぼくの畑」を完成させました。植えたのは、大好きなきゅうりとサツマイモ。この写真のあと、まわりを石でぐるりと囲みました。できあがったときは本当にうれしそうだったなあ。




 植えたあとは、生長を見守り、世話をしていくことこそが大事。Kくんはすぐ近所に住んでいるので、「できる限り毎日水やりにおいで」と、話しました。それで、ほぼ毎朝のほんの少しの時間、私たちは一緒に畑に出ています。 

 お母さんによると、1年生のときに育てたミニトマトは、最後の方で世話に飽きてしまったのだとか。だからそんな意味もあって、お母さんと私で、Kくんの「継続する力」を応援中です。
by emispiral | 2009-05-27 14:08 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
 今週は久しぶりにMKちゃん(高2)、SYちゃん(中3)の姉妹がそれぞれ別々の日にやって来ました。

 今年度から、自遊学校では高校生も生徒として受け入れることになったので、お姉ちゃんのMKちゃんは中間テストの勉強をしに。1時間ぐらい一緒に勉強したら疲れてきたようだったので、しばし外に出て、一緒に種まきをしました。

c0030327_11383156.jpg  いくつか買っておいた種の中でMKちゃんが選んだのは、フォックスフェイス。種はゴマの半分ぐらいのとっても小さい種で、袋には、「2~3粒ずつ植える」と書いてあります。

 私は彼女の隣でひまわりの種を蒔いていたんだけれど、ふと彼女の方を見ると、本当に正確に全部3つぶずつ数えているんです。あんな小さな粒を3つずつ正確に数え取るというのは、ものすごく根気のいる作業ですが、彼女は「めんどくさい」とも言わず淡々と数えている。その素直さと言うか、実直さには脱帽でした。

c0030327_11483517.jpg  一方妹のSYちゃんは、全く違う性格。やはりテスト勉強にやって来て、またその勉強の合間に畑に繰り出しました。外に出たとたん、彼女はみるみる表情が生き生きとなって、目はきらきら!

 SYちゃんは学校の勉強が好きではないし、あんまり得意じゃない。でも中学校の勉強は暗記が中心だから、彼女の本当の頭のよさや人間としての魅力というのは、学校の物差しでは計れないものなんだと私は思っています。「『学校の成績がよい=幸せな人生』とは限らない・・・」というのを、彼女は自分らしさを開花させていく中で、体現していくのでしょう。
by emispiral | 2009-05-23 11:58 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
 先週の日曜日に、いよいよ野菜の苗の植え付けをしました。お天気はあいにくの小雨でしたが、子どもたちはへっちゃら。雨の中での活動も本当は大切なんですよね。

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 まずはHちゃん(小3)とKくん(小2)の2人が小さなスコップでうね作り。1つのうねができたら、ピーマンの苗を植えました。赤、緑、黄色のピーマンです。




 2人が手作業で作ったうねは、文字通りうねうね。でも格好より、2人が自分たちで作ったことが大事!
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 Hちゃんは先を見通していろんなアイディアを出しながらの作業。Kくんは今ここの作業にすごく集中して、一生懸命になる。それぞれのいいところが自然と出てくるんですよね。


 途中からKくんのご両親が裏方さんのお手伝いに来てくれました。
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 2人は途中、疲れたり飽きたりしながらも、最後は鍬を奪い合うほどに。そして全部の苗を植えるまでの約2時間半の作業を立派にやり遂げました。大人たちのサポートや励ましがあったにしろ、小学校低学年の2人がここまでできたのはとてもすごいことです。

 そんなこんなで自遊学校の畑でいよいよ野菜が育ち始めました。この日参加できなかった子どもたちも含めて、自遊学校のすべての子どもたちと野菜作りの成功と失敗を味わい、試行錯誤を楽しんでいきたいです。
by emispiral | 2009-05-20 11:42 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
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  毎週お会いしているYくんとは、授業の一部に、里山を散歩しています。

 今は日に日に濃くなる緑に、野アザミの赤紫がよく映えてとってもきれいです。(写真の左手前に小さく写っているのですが、見えづらいですね。)




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 もっと奥まで行くと小さな田んぼがありました。そばには何本か栗の木が植えられていて、その枝の先に小さな花芽を見つけました。






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 隣の柿の木にも、こんなかわいらしい花芽が。 

 里山を歩くと、いつもいろいろな発見があって、わくわくしてしまいます。
by emispiral | 2009-05-14 16:18 | 子どもクラス
 先週のことになりますが、以前に自遊学校ニュースを書いたHちゃん(小3)が、今度は他の子どもたちに向けてアンケートを作りました。今、少しずつ希望の野菜が集まってきています。
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 3人目の高校生、MAちゃん(1年生)も畑仕事をしていきました。この写真は、少し足した土を平にならしているところです。結構な力仕事ですが、頑張っていましたよ。
by emispiral | 2009-05-14 16:00 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
 自遊学校では、校庭ができたことが今一番ホットなこと。子どもたちが嬉々として、穴を掘ったり、水を入れて池を作ったりするのを見るのは、本当にうれしいです。

 ところで私は、東京のベッドタウンにある父の会社の社宅で、水戸に移る直前の小学5年生まで育ちました。高層アパートが20棟もある団地は子どもたちがいっぱいでとても楽しかったけれど、私たちが自由にいじれる空き地はほとんど皆無。夏休みに必ず長期滞在した茨城の母の実家で、野性的かつ物知りないとこたちと畑の片隅を掘ったり、焚き火をしたりして遊んだときのわくわくした気持ちは、今でも心に深く残っています。そして大人になって思い返すと、このことが何に役立ったかは一問一答式には言えないけれど、あのときの体験が私の感性の栄養になっていたということが本当によく分かるのです。

 だからある程度の制限はあるけれど、自遊学校では子どもたちに自主的な土遊びをどんどんしてもらいたいと思っています。ゲーム機などを必要としない、クリエイティブでかつ自然と近くなれるホリスティックな遊びです。
 
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 先日もKくんは、学校の宿題のドリルを必死で終わらせて、「先生、スコップ出して~!」と叫びながら、外に駆け出して行きました。

 校庭の一部を「ぼくの畑」にするのだそうです。雑草を抜いて、一から開墾です。

 私は彼の開墾作業を見守っていきたいと思っています。
by emispiral | 2009-05-13 16:30 | 自遊学校レポート(アーカイブ)

自遊学校・55 母の日

 母の日の2日前のこと。Hちゃん(小3)は、算数と国語の勉強のあとに母の日のお手紙を書くと決めて、自遊学校にやって来ました。

 お手紙には、「お母さん、ありがとう」の他に、「大好きよ」の一言が。イラストもHちゃんらしくて、とってもすてきなお手紙に仕上がりました。パステルで描いたポストカードも送りたいとのことだったので、鮮やかな黄緑の封筒に手紙とポストカードの両方を入れて、キタキツネの親子の切手を貼ったら、本人は大満足の様子でした。

c0030327_2322953.jpg 針金とビーズで、プレゼントのかごも作りました。できたらラッピングもして、母の日の準備は完璧。
 
 それから2人で、お手紙を近所のポストに投函しに行きました。Hちゃんのお母さん、喜んでくれているといいなあ。
by emispiral | 2009-05-11 23:39 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
 ゴールデンウィーク中に、2人の高校生が自遊学校に来ました。

 高2のMYちゃんは、英検の勉強をしに。高1のMHちゃんは、英語と古典の宿題を見てほしいとやって来ました。

 それにしても、最近の電子辞書の進化はすごいですね。(私も愛用していますが。)高校生の頃と言えば、英語と古典の辞書を引いて、線を引いていくのが楽しくて仕方なかったものですが、速くたくさん調べるという点ではやはり電子辞書の存在はありがたいもの。
 
 MHちゃんは高校入学と同時に、学校の授業が大学入試への猛ダッシュのような様相を呈しているらしく、(紙の)辞書で引くのを強く勧めるというのも酷かなあという気がします。でも、私の本心では、紙の辞書を引きながら言葉を習得していくような「学びの楽しさ」を伝えたいという思いも強くあって、子どもたちと電子辞書との付き合い方というのは、とても悩ましい問題です。
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 MYちゃんも、MHちゃんも勉強の合間に、少しずつ畑仕事をしてもらいました。自遊学校の畑だから、私は生徒たちみんなに関わってもらいたいと思っているからです。それに何よりも、土に触れるということは、大地からのエネルギーに触れること。それによって、大地から元気をもらうことになるのです。
by emispiral | 2009-05-09 13:35 | 自遊学校レポート(アーカイブ)
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 今日は近所のKさんご夫妻が耕運機を持って畑の手伝いに来てくださいました。お2人は、畑の大先輩です。

 今日はまず紐を張って畑の位置を決めることから。それからこれまで鋤で耕したところを改めて耕運機で耕しました。小型の耕運機ですが、そのパワーたるや、恐るべし。固い土もみるみる掘り起こされて行きました。私も少しやってみましたが、アクセルの加減やハンドルの支え加減が最初は難しかったです。

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 少しして、Kくんのお父さんも手伝いに来てくださって、大助かり。耕運機を交代してもらいました。

 写真は土の中にある小石や雑草の根っこを取り除いてから、苦土石灰や腐葉土などを撒いて、再び耕しているところ。



 3人のお力を借り、Kくんとお友達もところどころ手伝ってくれて、今日は空き地がぐんと畑らしくなりました。
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 最後は近所のNさんも加わってくださって、みんなでお茶の時間に。

 この土地が使えるようになってから苗植えまでの時間があまりなかったのでちょっと不安になっていましたが、みなさんに手伝っていただいて、本当に本当に助かりました。この後は土を少し寝かせて、畝を作る予定です。
by emispiral | 2009-05-05 22:06 | 自遊学校レポート(アーカイブ)