野焼きワークショップを終えて・2
2005年 12月 08日

昔から燻製された食品が大好きでも、私は今までそれがどうやってできるのか想像したこともありませんでした。でも、こうやって実際のプロセスを見てみると、燻製食品というものが単なる「よく分からないけどおいしいもの」ではなくて、「煙の力でおいしくなったコ」などと、とても近しく感じてしまうから不思議です。自分の感じ方に奥行きが増すとでもいいましょうか。そうしてもしかすると、このことはいろんなことに当てはまるのかもしれませんね。ひとつのものができあがるプロセスをたくさん見ること、もしくはかかわってみることで、私たちの内面は深みを増すのだろうなあと思います。