らせん式日記・137  廃校になった小学校

 茨城県の北の方に行ったとき、廃校になった小学校に立ち寄りました。今から7~8年前の、廃校になる前の年に勤務したことのある学校です。 私が担任したのは、男の子ばかり8人の6年1組。担任の先生が研修に行っている間のたった3ヶ月だったけれど、教師としてとても幸せな時間を過ごさせてもらいました。


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 古い木造校舎は、生き物みたいにあたたかな存在感があります。まるでその中の空気や人間たちをやさしくしてしまうような・・・。
 
 廃校になってしまった今も、そのたたずまいは全く変わらず。とてもなつかしく、そしてうれしくなりました。




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二宮金次郎さんも、ちゃんと健在。







 近頃はいろんな分野において、「より速く、より効率的に」といった風潮がありますね。でも、そこからこぼれ落ちてしまうものの中に、実は本当に大事なことがあったりします。そんなものごとにもしっかりと目を向けていたいと改めて思いました。
by emispiral | 2008-05-11 00:28 | らせん式日記

水戸 恵藍舎だより


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